踏ん張って倒れた人に対して、砂をかけるような思考構造になってしまっては国家の思うつぼのような気がする。全ての国民に保障されたセイフティーネットを使うことが悪の犯罪化のように言われるってことは、日本人の中では憲法よりも世間が高い地位にあるということがよく分かる。
なんで、生活保護以下の収入で働くことを強いられることの理不尽さに対して政府、企業を糾弾する方向に国民が向かないのか。全く、よくわからない国民だな、日本人は。
よく、生活保護受給者をバッシングする言葉として、「生活保護を受けずに踏ん張っている人もいる」などという人を見かけるが、現在生活保護を受けている多くの人も同じように、保護を受給するまでの間ずっと欠乏に耐え踏ん張っていた期間があったのではないかと考えられる程度の想像力は欲しいですね。
— じこぼう (@kinkuma0327) December 2, 2014
生活保護を受けずに踏ん張っている、などということが清貧の美談のごとく語られたるわけだけど、現実にはその踏ん張り期間中に心身を病んでしまったり、居所を失ってしまったりするんですよね。結局、その踏ん張る期間が長ければ長いほど、人は多くのものを失い、結果として自立は遠のいたりする。
— じこぼう (@kinkuma0327) December 2, 2014
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